セラピー体験談

☆ 東京都 Sさん 50代男性から


 「自分の記憶のないところで何かされそう。」「マインドコントロールされるんじゃないか。」
催眠療法を体験する前の私のイメージは、おおむねこのような“怪しい!”にあふれていました。
そんな催眠療法を受けるようになったのは、いわゆるカウンセリングや心理学の本、多種多様の“癒やし”と呼ばれるものを経験しても、どうにもならない正体不明の息苦しさや生きづらさを感じ続けていたからでした。「積極的に死のうとは思わないけど、消えてなくなりたい」という思いも、常に心のどこかにありました。
私が最初に催眠療法を受けたのは、セラピー夢ではなく別のセラピストのところでした。そこではある程度、自分の辛さを軽減させることはできましたが、まだすっきりしない“何か”がしこりとして私の中に残り続けました。
それから数年、以前よりは“まし”になった辛さとともになんとか生活していましたが、ある時、強烈な苦しみや息苦しさに襲われ、セラピー夢に助けを求めました。
こちらでのセラピーは、以前のところと催眠状態は同じ感じでしたが、苦しみに対するアプローチは全然違いました。セラピー夢では、全体として大きな愛を感じながらの取り組みで、私としてはこちらの方がとても合っていました。
セラピーを受けているときは心も体もとてもリラックスした状態になり、日々の苦しみや生きづらさから解放された感覚を味わうことができました。また、今の自分に必要なことを教え導いてくれる“マスター”と呼ばれる存在も大きく、様々な気づきや癒やしも与えてもらいました。
それでも日常生活に戻れば多くの辛さを感じてはいましたが、日を追うごとに心や体がほどけていくのを感じました。
セラピーでは必要に応じて過去世にも出会いました。私は過去世において人々から非難され処刑された苦しみが、今感じている息苦しさや人への恐怖心につながっていたことが分かり、少しずつ手放していくことができました。
また私は、もともと魂が“今世で苦しみを体験し、生きながらに生まれ変わることで他の人々を癒やしていく”ことを計画し生まれてきたということも分かりました。過去何十年と感じてきた苦しみや息苦しさは、そもそも自分が望んで計画してきたものだったのです。
最初に気づいたときには、にわかには信じがたい話でしたが、不思議と自分の中には納得感が広がっていました。
セラピーが終了となるまでにある程度の時間はかかりましたが、今になって思えば、“催眠療法以外にあの息苦しさや生きづらさを手放すことはできなかったのではないか”とさえ感じています。
苦しみのまっただ中にいた昨年、今のような穏やかな日々が訪れるとは全く想像できませんでした。もしセラピー夢に、高橋さんに出会っていなければ、心身を病み、日常生活もままならなくなっていた様な気がします。
今回の出会いや出来事にはすべて意味があり、この先の道へつながっていくものと確信しています。導いてくれたもの、出会ってくれた人々に、心から感謝しています。